はしご湯のすすめ大分県の温泉


安部温泉 安部温泉

※注

訪問:05年3月

(※注)別府におけるこのタイプの共同浴場は、ある日突然ジモ専となったり、逆に温泉道に加入したりと、外来に対する変化が非常に激しいです。このページの情報はあくまで作者訪問時のものです。現時点における外来の可否は不明である事を御了承ください。


時々使用するバスの車窓から、あきらかに湯小屋らしき建物が見える。以前からなんとなーく気になり、ある日鉄輪からプラプラと歩いて訪問してみた。訪問してみると、やはり湯小屋で、道路を挟んで向いのタバコ屋のポストが料金箱となっていた。そこに掲示されていた料金150円を入れ、早速湯小屋へ向うと、なんと「組合員専用」といった掲示が。ガックリ肩を落とし立ち去ろうとした丁度その時、御近所の御夫人が湯浴みにいらした。声を掛けられ、料金を支払ってしまった事を話すと「お金払ってんだからいいのよ、入んなさい、入んなさい」と快く入れてくださった。感謝、感謝であります。よくよく見ると、入口には男女別の表示すらなく、誰がどうみても「組合員専用」。

浴室内には男女別にシンプルなタイル浴槽がひとつ。ごく薄ーく白濁を帯びたほぼ無色透明、熱めの湯が注ぎ込まれています。ほんのりニュルニュル感のある湯で、指を擦りあわせると気持ち良い。

一緒に入った御夫人はいつも共同浴場利用で、一度も家の風呂は入った事がないそう。阿部温泉には洗面器はなかったのですが、御夫人が貸してくださり、さらには私の為にお湯を調整してくださったり、本当に親切にしていただきました。

私が「湯巡りで埼玉から別府へ来た」と言うと、大変ビックリされて「それだったらこのすぐ近くにもお風呂があるわよ、そっちにも入っていったら?」と勧めてくださったのですが、あまり他所者がお邪魔しても失礼かと(この阿部温泉だけで満足した事もあり)、御好意だけ頂戴し浴場を後にしました。
(05年3月)
(まぐぞー)



女性浴室


料金入れ


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