はしご湯のすすめ長野県の温泉


湯俣温泉 湯俣温泉 晴嵐荘と河原の野湯

晴嵐荘データ
大町市大字平高瀬入国有林2118
TEL(0261)22-0165
立寄り時間?/500円/冬期休業

単純硫黄泉(硫化水素型)

訪問:02年8月

現地現状や安全ルートなど、必ず最新の情報を入手後訪問されてください。ゴミは必ず持ち帰り、現地を荒らさない、立入り禁止等に従うなど、最低限のマナーをお忘れなく。沢の状況、熱湯などに注意。訪問は自己責任で。



真夏の山に行くにはもってこいの時期に、今回歩いてしかいけない知る人ぞ知る湯俣温泉に行ってきました。前日の夜出発し、登山道入口のゲートが6時15分オープンと同時に、一般車両通行止め道路をタクシーにて(1台1990円※02年訪問時)登山口へ。登山口から目指すは歩いて2時間30分の野湯へ向かう。途中の道中は、コースも整備されていて殆ど平坦な道のりなので、歩く体力さえあれば問題ないでしょう。とりあえずの必要装備は底の厚い靴・帽子などで、あとは飲料水、ちょっとした食料、雨ガッパ等をザックに詰め込んで行く事でしょうか。

途中、眺めのいい景色を見ながらとにかく先を目指して歩きます。要所に「湯俣温泉まで何キロで何分」という案内があり、それが現地までの唯一の目安です。

やがて晴嵐荘に到着。たまたま当日は温泉の湧出具合がよくないみたいで、露天風呂はほとんどお湯が溜まってなく入湯できませんでした。それでは内湯にといきたいとこだったが、まだ清掃中でこちらも湯が溜まっておらず仕方ないので先に晴嵐荘から15分ほど上流にある湯俣温泉の野湯から攻めることにした。

川沿いを歩いて10分ほど上流へ行くと、周辺からは湯けむりがモウモウと上がっていて、周辺は硫黄臭プンプン!川の水は温泉水が混入している為か、いくらか白濁気味でした。しかしそこへ到達するには下記の写真にもあるように反対側に渡らなくてはならない。結構な急な川の流れなので注意して渡りましょう。ちょうどその時は膝の位置まで、水に浸かりながらも何とか対岸へ到着しました。到着後は、しばし周囲を探検後、すぐさま服を脱いで自然の湯に浸かる体制へ。ありがたくも先客が入湯できる場所を、石で囲ってあるので分かりやすい。でも源泉温度が高いので浸かる場所に注意して入湯しなくてはなりません。源泉と川の水が混ざって、ちょうどいい温度の場所があります。当日は非常に天気が良かったが、さすがに山の天気は変わりやすい。時折小雨が降るなか2時間ほどの楽しい一時を過ごす。

2時間ほど、自然の野湯を堪能した後は再び晴嵐荘に戻り、内湯へ入湯しました。対応よいご主人に「お疲れ様」と向かえられて、早速お風呂へ。男女別のとてもシンプルな内湯に硫黄臭のする無色透明の湯が注がれています。浴槽では少し白濁したお湯になっていました。いくら平坦コースが殆どといえ片道約10キロの道のりは、日頃の運動不足の体にはこたえました。その疲れをほぐすには、ココのお風呂は格別なものとなりました。風呂上がり後はお宿の外で、軽く食事?をして、帰りの飲料水を補充した後は、再び10キロの帰路につきました。歩いていく温泉といい、10キロの山歩きといい、いい経験になりました。
(02年8月)

(三昧)



真夏の昼下がり、突如ばん名人の「昼寝している場合ではない、明日は野湯を攻めますよ」の突撃指令メールにより、急遽夜行日帰りで長野の湯俣を攻める事になった。詳しい事は上記三昧レポの通りなので、その他もろもろ「おまけの追記」を書きます。まず、晴嵐荘の道のりですが、その殆どは長いトンネルとダム沿いの平坦な砂利道をテクテク歩くだけなので、歩き疲れさえなければ平気。最後にちょっとしたアップダウンのある山道もあるけれど、たいした距離ではありません。ただ、なにしろ単調な景色とトンネルの連続なんで、結構退屈で飽きのくる道のり。

晴嵐荘は楽しみにしていた露天風呂が、すっかり池化して、大自然の愉快な仲間達まで住み着き、とても人間の入られる状態ではなかった。その先の噴湯丘見学と野湯は膝までの川を渡らなければならず、長ズボンで行った私はすっかりビショビショになってしまった。野湯には勿論脱衣所なんてないから女性はそれなりの覚悟が必要。けれど、黒部や秋山郷の河原湯と違い、観光客がいないので、おおらかに湯浴みを楽しむ事ができます。ただ、なにしろ渓流沿いに湯があるので天候の崩れには要注意。急な増水、鉄砲水もあるかもしれません。訪問前に晴嵐荘のご主人に伺ってみてください。
(02年8月)

(まぐぞー)




タクシー乗り場にいた
かわいいライチョウ



高瀬ダムへの
タクシー乗り場



ダムからは
歩いて2時間半



ついに到着、晴嵐荘


池と化した晴嵐荘露天風呂


晴嵐荘内湯



晴嵐荘から先は河原を歩き



そして、この川を渡る



あちらこちらに湯が湧き出る



やっと野湯に到着



天然記念物の「噴湯丘」
オッパイみたいだよ


まだ若い噴湯丘


印の画像は、ばん名人よりお借りしています


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