はしご湯のすすめ大分県の温泉


鉄輪温泉 陽光荘 鉄輪温泉 陽光荘

別府市井田3組
TEL(0977)66-0440/9時〜21時
入浴のみ未確認
宿泊しました:一泊素泊り3800円利用

訪問:11年7月

→分析は各浴室の欄


鉄輪温泉に軒を並べる貸間宿のひとつです。貸間というのは、多くは自炊主体でその名の通り「部屋」だけを貸す宿の事です。今回お世話になったのは、過去に数回お世話になった「双葉荘」のすぐ隣に位置する「陽光荘」。「他所の貸間って一体どうなの?」という興味がてらの宿泊です。

ちなみに、お宿のすぐ横に宿泊者用の駐車場があり便利なのですが、砂利具合が丁度いいのか、周囲に住み着く猫達のトイレになっています( ^ ^ ;)ここは以前、建物があったような記憶が・・??

表玄関をくぐると、先ずは教師風の真面目そうな女将さんが出迎えてくださいます。部屋に入る前に風呂や炊事場の事などを一通りキッチリと滑舌良く説明くださいます。館内は双葉荘同様、表からは想像もつかないような部屋数があり、炊事場を囲むようにして昔ながらの和室が並んでいます。訪問時は時期柄か全体的に若い人が多く、賑やかでワイワイした雰囲気で、貸間ビギナーも気兼ねなく利用できる感じでした。




門限は23時


1階の共用スペース


部屋が並ぶ廊下



通された部屋は、布団、食器、お釜、扇風機など、自炊生活に必要なものは一通り揃っています。テレビとエアコンはコイン式。部屋は清掃が行き届き、気持ちよく利用できました。難点といえば、真夏の蒸し暑さに加え噴気熱の影響もあってか、部屋の湿度が凄かった事。最初は窓や廊下の扉を開けて扇風機で乗り切ろうとしたものの、あまりの暑さと蚊の攻撃に耐え切れず、有料のエアコンを使いまくってしまいました。夏に鉄輪を訪問したのは初めてですが、冬には有難い噴気熱も、時期によっては逆に苦痛になる事が判明しました。

炊事場は1階と2階両方にあり、そのどちらにも数個の地獄釜があります。地獄釜とは鉄輪の噴気を利用した「蒸し釜」の事で、この中に食材を並べた鍋を入れるだけで、旨みの凝縮された蒸し料理が簡単にできてしまうのです。鉄輪=地獄蒸しのようなところもあり、これがあるから陽光荘を宿泊先に選んだといっても過言ではありません。



部屋


別の角度から


一階炊事場



二階炊事場


地獄釜


蒸し時間




浴室は、宿泊した本館と、徒歩数分の離れた場所にある別館を利用する事ができます。

本館浴室


陽光荘/ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉/89.3℃ pH=8.6 2.6L/min(掘削自噴) 溶存物質計=1389mg Li=2.1mg Na=408.0(90.47mv%) K=42.9 Mg=0.4 Ca=8.9 F=3.5 Cl=424.0(62.36) Br=1.1 HS=0.1 SO4=256.0(27.79) HCO3=54.9 CO3=24.0 H2SiO3=148.0 HBO2=15.2 HAsO2=0.4 As=0.2 (H21.11.16)/※温泉利用状況の掲示見当たらず

本館には内湯が大小ふたつあり男女別に分かれていますが、2-3時間おきに頻繁に男女入れ替えになるシステムなので間違いに注意です。

大浴室側には温泉蒸気を利用した蒸し湯もあります。メイン浴槽は扇形のタイル浴槽で4人でゆったりサイズの広さがあります。湯は無色透明のクリアな湯色、鉄輪の湯の印象より少しあっさりとした塩味。鉄輪の温泉臭は充分に楽しめます。鮮度もまずまずで適温湯が掛け流し。更に蒸し湯利用後の水風呂と思われる1-2人用の温い湯浴槽もあった。もう一方の小浴室は今回は利用せず。
(11年7月)

(三昧)



先ずは大きい方の浴室ですが、扇型4人サイズ浴槽と、四角い石造り2人サイズ浴槽、そして蒸し湯があります。扇形浴槽にはやや熱めのスッキリ澄んだ無色透明湯が溢れています。優しい温泉臭漂う塩気のある湯で、周辺の鉄輪の中では比較的アッサリとした浴感と思います。小浴槽の方は浅めで、ぬるめに調整されていました。

次にお隣の小浴室ですが、こぢんまりとしたスペースに2〜3人サイズのほぼ台形浴槽がひとつ。こちらにも大浴室と同じと思われる湯が溢れています。夜に入った際は湯が草臥れ気味で残念でしたが、翌日は鮮度抜群で気持ちよい湯浴みが楽しめました。
(11年7月)

(まぐぞー)



浴室入口


浴室(大)


浴室(大)



浴室(大)


浴室(大)


浴室(小)



別館露天風呂


中野屋/含ボウ硝-弱食塩泉/源泉温度=? 使用位置=(別館)72℃ pH=? 溶存物質計=4098mg K=140.5mg Na=1160(85.51mv%) Ca=94.5 Mg=1.2 Fe2=1.6 Mn=0.9 Al=0.4 Cl=1446(69.81) SO4=745.6(26.58) HPO4=2.0 HCO3=110.7 CO3=0.5 BO2=6.9 HSiO3=5.9 HBO2=45.2 H2SiO3=336.0 (S52.12.26)/※全ての項目で該当なし(露天風呂は、特に夏期お湯を満たす際に加水することがあり)

本館より徒歩で3分の場所に陽光荘・別館があり、別館浴室も本館宿泊者なら利用ができます。民家のようにも思える「陽光荘別館」ですが看板があるので分かるでしょう。母屋と広い庭園があり、その一角に緑の木立に囲まれるように露天風呂はあります。家族・グループごとに貸切利用するシステムで「貸切利用中」の看板を利用中は掲げておく。

4-5人サイズの岩風呂といった露天風呂で、簡素な脱衣所もある。湯は無色透明、弱ダシの効いた塩味。41.5℃で夏場なのでちょうど良い湯温だ。湯口の鉄管より少量の源泉投入がある。夏場だったので蚊の襲来が多く注意が必要である。
(11年7月)

(三昧)



別館露天風呂には植木に囲まれた4〜5人サイズの石風呂がひとつあり、無色透明、ホワッと柔らかな鉄輪臭漂う適温湯が溢れています。浴槽や湯道は鉄色に染まり、塩気と仄かな金気漂う「これぞ鉄輪」といった湯です。別館の中ではココが一番鮮度良く気に入りました。ただ、何しろ季節柄か蚊が多いのが難点。
(11年7月)

(まぐぞー)





別館内湯・小


源泉は露天風呂と同じ

別館母屋内には二つの内湯があってまずは小浴槽へ。こちらも利用者単位で貸切利用するシステムである。「利用中」看板を掲げてから脱衣所へ。脱衣所・浴室の両空間がかなりの熱気とムシムシ感が充満している。3人サイズのタイル張り湯船は家族で浸かるには充分なもの。湯口の鉄管より鉄輪の高温源泉が常時投入されている。浴槽隣には3-4人サイズの寝湯スペースもあった。今回は浴室空間の熱気と、浴室スペース自体が蜂の飛行ルートのようでブンブンと飛んでおり、気になってすぐに撤収した。
(11年7月)

(三昧)



別館の内湯です。先ずは小浴室から利用してみました。3人サイズの長方形浴槽がひとつと、3〜4人サイズの寝湯槽がひとつあり、それぞれ源泉がチョロチョロ投入され、浴槽内で適温となっています。湯は露天風呂と同じものかと思われますが、既にたくさんの人が浸かった後なのか湯なまりが発生。しかも訪問時は足長蜂が数匹飛び回っていたので、味見程度の湯浴みで逃げるように撤収。
(11年7月)

(まぐぞー)




別館内湯・大


源泉は露天風呂と同じ

母屋内にある別館・岩風呂です。利用中は「利用中」の旨の看板を掲げて貸切利用します。やはりこちらの脱衣所と浴室の空間ですが、先の小浴槽より上をいくムシムシ熱気です。空間気温実測30℃を超えての入浴となりました。広め浴室スペースに6-7人サイズの岩風呂、これを貸切で利用できるとは贅沢と言えます。鉄管湯口よりやはり高温源泉をチョロチョロ程度投入。湯は鉄輪独特の塩気ある透明なもので鮮度もまずまずであった。
(11年7月)

(三昧)



次にお隣の大浴室ですが、比較的広いスペースに横長扇形6人サイズ浴槽がひとつ。こちらは源泉投入量がまずまずあり、浴槽内でやや熱め寄りの適温、鮮度もまずまずで気持ちよく浸かる事ができたのですが・・なにしろ訪問時が悪かった。この日は眩暈のするような真夏日だった為、浴室の蒸し暑さが尋常でなく、その空間にとどまる事すら苦しく、泣く泣く早々に撤収。鉄輪を楽しむには寒い時期が良いと痛感した次第です。
(11年7月)

(まぐぞー)



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