はしご湯のすすめ長野県の温泉


小谷温泉 山田旅館 小谷温泉 山田旅館

北安曇郡小谷村大字中土18836
TEL(0261)85-1221
10時〜15時/500円

小谷温泉 元湯
ナトリウム−炭酸水素塩泉
44.8℃ pH=6.8 109L/min(自然湧出) 溶存物質計=2850mg
Li=0.7mg Na=708.5(89.63mv%) K=10.1 Mg=13.1 Ca=40.3 Sr=2.5 Ba=1.5
Mn=0.1 Fe2=0.9 F=0.3 Cl=50.6 HPO4=0.2 HCO3=1961(95.67)
CO2=327.4 H2SiO3=49.6 HBO2=10.8
(H17.5.20)

※加水なし、加温なし、循環なし、入浴剤なし、消毒なし


長野県の大北地域は未湯地域のひとつ。今回、湯巡り仲間よりお誘いがあり、ろくに事前調べもしないで丸腰で出掛けてみた。小谷温泉の存在は知ってはいたが、ようやく訪れる事ができた。お宿外観はそれはもう立派なもので、木造の古い建物は素人目から見ても素晴らしいものです。立寄りをお願いすると快く受け入れてくれた若旦那、しかし後日になってわかった事ですがご主人でした。

立寄りで利用できるお風呂は一箇所のみ。他にも宿泊者専用の浴室があるみたいですが、今回は立寄りのため残念。浴室は内湯がやや熱気がこもり、写真撮影も一苦労でした。コンクリ造りにも見える浴槽は6人ほどが入れる広さです。貝汁のように薄っすらと湯の表面が白っぽく見えます。なかなか濃厚な純重曹泉ですがつるすべ感は弱、重曹味に金気を感じ取ることができます。茶系色の湯華もひっそりと浮遊です。面白いのは浴槽隅に囲われている打たせ湯で、身長以上の高さの所から湯が落とされています。何が面白いのか言うと、打たせ湯の湯を囲うように析出物が形成されているので必見ものです。さっぱり爽快感が味わえる良いお湯。
(05年10月)

(三昧)



小谷温泉の人気のお宿「山田旅館」に立寄りました。山の中の厳しい環境に耐え抜いて来た木造建築は、歴史と風情の感じられるもので、お宿の方がいかに多大なる労力をもって守り抜いて来たかが伺えます。そんな風情ある館内を進み浴室へと向かいます。

立寄った浴室は男女別に内湯がひとつづつ。扉を開けると湯気がムンムンたちこめ蒸し風呂状態となっていました。4人サイズの四角い浴槽には、やや熱めの適温湯が滝のように流し込まれています。その湯滝を見てビックリ!湯の落ち筋に沿って大量の温泉成分が付着し、なんともご立派な「析出柱」が形成されているのです。これは一見の価値ありですね〜。

さてお湯ですが、適温〜やや熱め、薄ーく黄土濁りがあり、明るい鉄サビ色の小さな綿状湯花も浮遊。スベスベするも、先に立寄った「熱泉荘」よりはスベ度は低い。口に含むと重曹的甘味+塩炭酸金気風味。浴室が蒸し風呂状態だった事も加わってか、とてもあたたまる湯でした。浴室でご一緒したお婆ちゃんは10日間も湯治をしているとの事。足の痛みが取れたと仰っていました。

地域柄、冬場の積雪も大変な事と思います。何かとご苦労も多いかと思いますが、これからも、この良い湯と風情ある建物が後世へ残って欲しいと切に願いました。
(05年10月)

(まぐぞー)




男性浴室


女性浴槽


浴室湯滝の析出柱


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